K-POP 韓国語

推しの言葉を理解したい韓国語初心者に!リアルで続けやすい勉強法

韓国語初心者さんの推し活を応援する「韓活チョアチョアびより」です。

「推しの言っていることをリアルタイムで理解したい」「SNSやVライブの配信をその場で一緒に楽しみたい」

韓国語を学び始めたきっかけとして、韓国のアイドルが好きになったから——という方が実は一番多いんです。

でも、いきなり参考書やスクールはハードルが高く感じる人も多いのでは?

今回は、私が推し活をきっかけに始めたリアルで続けやすい勉強法を韓国語初心者の方向けにご紹介していきます。

推しの言葉を理解したい!それが最高のモチベーション

推し活ではYouTubeやSNS動画・Vライブ・ファン向けイベントなど、多くのコンテンツやコミュニケーションの場がありますよね。

しかし、「いま何て言ってるんだろ?」「メンバー同士で盛り上がってるけど内容がわからない」ともどかしい場面もしばしば。

こんな時、字幕を待たずとも理解できれば、推し活の楽しさは何十倍にもなります。

よく使われる略語やフレーズを覚えて、推し活をモチベーションに簡単な韓国語をマスターしちゃいましょう!

まず知っておきたい!推しがよく使う韓国語・略語

まずは、推しがよく使う韓国語フレーズと略語をそれぞれ紹介していきます。

頻出表現で聞くたびに慣れていくので、少しずつ丸覚えしていまうのが早いかもしれません。

よく使う韓国語フレーズ

韓国語日本語
안녕(アンニョン)こんにちは/やっほー/バイバイ
고마워(コマウォ)ありがとう
좋아(チョア)好き/良い
사랑해(サランへ)愛してる
귀여워(キヨウォ)かわいい
댓글 (テックル)コメント
컴백(コムベッ)カムバ/カムバック(※新曲活動のこと)
잘 지냈어요? (チャル チネッソヨ?)元気でしたか?
여러분 뭐 하고 있어요? (ヨロブン ムォ ハゴイッソヨ?)みなさん何してますか?
하트를 눌러 주세요 (ハトゥル ヌロ ジュセヨ)ハートを押してください
보고 싶어 (ポゴ シッポ)会いたい
행복해(ヘンボッケ)幸せ
너무 멋있어 (ノム モシッソ) とてもかっこいい
더 열심히 할게요 (ト ヨルシミ ハルケヨ)もっと頑張ります
또 만나요 (ト マンナヨ)また会いましょう
기대해주세요(キデヘジュセヨ)期待してください

よく使われる韓国語の略語

略語全文日本語
팬미(ペンミ)팬미팅(ペンミティン)ファンミーティング
직캠(チッケム)직접 촬영한 캠동영상(チッチョッ チャリョンハン ケムトンヨンサン)ファンカム(推しカメラ)
영통(ヨントン)영상통화(ヨンサントンファ)ビデオ通話
팬사(ペンサ)팬 사인회(ペン サインフェ)ファンサイン会
스포(スポ)스포일러(スポイロ)ネタバレ
첫방 (チョッパン)첫방송(チョッ パンソン)初回放送
스밍(スミン)스트리밍(ストリミン)ストリーミング(※ネット上での音楽や動画の再生)
사녹(サノク)사전녹화(サジョンノクァ)事前収録
포카(ポカ)포토카드(ポトカドゥ)フォトカード
케미(ケミ)케미스트리(ケミストゥリ)相性/化学反応

推しが使う韓国語の敬語表現と略語の特徴

推しからファンに向けての発信であれば、基本的には敬語で話す場合が多いです。

敬語には、かしこまった丁寧語である「ハムニダ体(〜니다)」とカジュアルに使われる丁寧語の「ヘヨ体(〜아요/어요)」があります。

YouTubeやVライブなどであればカジュアルなヘヨ体が多いと思うので、意識して聞いてみましょう。

また、略語に関しては英語由来の単語をそのまま使うケースも多くあるので、比較的覚えやすいかと思います。

コンテンツを見ているうちに、同じような表現に何度も出くわすと思うので、わからない単語はすぐに調べて覚える習慣をつけられると良いです。

推しの言葉を字幕なしで理解するには?

とはいえ、推しの言葉を理解したいけれど、参考書で勉強したりスクールに通うのはハードルが高い…という人も多いと思います。

実際に私も、いわゆる”ザ・勉強”は継続できる自信がなかった一人でした。

ここでは、私が実践して効果的だった「推し動画を使った韓国語学習ステップ」をご紹介します。

まずは全体の流れをチェックしてから、各ステップを詳しく見ていきましょう

  1. まずは全体を字幕なしで聞いてみる(1回)
  2. 日本語字幕ありで通して聞く(1回)
  3. 韓国語字幕ありで一文ずつ止めて聞いて真似しながらリピートする(1~3回)
  4. 日本語字幕ありで一文ずつリピートする(1~3回)
  5. 字幕なしでシャドーイングする(2~3回)

ポイント

最初は5分程度の短めの動画や、日本語字幕がつけられるものを選ぶのがおすすめ!

1.まずは全体を字幕なしで聞いてみる(1回)

はじめに、字幕を何もつけずに全体を聞いてみましょう。

この時点では細かく内容を理解する必要はないので、どんな内容なのかざっくりと雰囲気が掴めたらラッキーくらいで大丈夫です。

「理解できる表現」と「そうでない表現」を何となく把握しましょう。

2.日本語字幕ありで通して聞く(1回)

次に、日本語字幕をつけてもう一度全体を聞きます。この時点で何となく、どんな話をしているかの全体像は理解できるはずです。

「こんなこと言ってたんだ〜」くらいの理解度で問題ありません。

3.韓国語字幕ありで、真似しながらリピート(1~3回)

次に、日本語字幕で見た内容を頭の片隅に置きながら韓国語字幕をつけて再生していきます。

1文ずつ止めながら、聞こえた音通りに真似してリピートしてください。

ここで重要なのは、意味が分からなくても抑揚や発音を意識してモノマネ(できれば完コピ)することです。

聞くスピード的に難しければ、再生速度を「0.75倍」か「0.5倍」にして行ってもOKです。

挨拶や簡単な単語などすでに理解できるものはリピート1回、長文だったりで難しい文章は3回リピートするようにしましょう。

4.日本語字幕ありで、リピートする(1~3回)

さらに、今度は日本語字幕に切り替えて同じ作業を行っていきます。

ここでも、モノマネすることを重視するのですが、日本語の意味とリンクさせながらリピートするのがポイントです。

目で日本語字幕を追いながら、聞こえる音を忠実に再現していきます。

難しければ、同じように再生速度を落としてみてください。

【上級編】字幕なしでシャドーイングする(2~3回)

2〜3のステップに慣れてきたら、次はシャドーイングに挑戦してみましょう。

「シャドーイング」とは、字幕なしで、音を聞きながら1〜2語遅れて被せながら発音するトレーニングです。

スクリプトに頼らず耳だけを頼りにするため、やや難易度は高めですが、韓国語に少しずつ慣れてきた方や、「もっと聞き取れるようになりたい!」という中級者には特に効果的な方法です。

推しの話し方に耳を慣らす方法

耳を慣らすためにYouTubeやバラエティ番組などを見たり、K-POPや韓ドラ、韓国語のポッドキャストを聞くなど、日常的に韓国語に触れる時間を増やすことが大切です。

また、聞き取りをスムーズにするには、略語やイントネーション、そしてネイティブの早口にも慣れておくと安心です。

ここからは、それぞれの対策について具体的に紹介していきます。

略語の対策

略語は、上記で紹介したよく使われる表現をまずは覚え、新しい単語に出会えば都度調べて定着させていきましょう。

韓国語では、英語由来の言葉でも長音”ー”は伸ばさないので気を付けてください。

例)ミーティング→”미팅(ミティン)”など

イントネーションの違い

ネイティブの抑揚を真似するのが理想ですが、最近は海外出身のアイドルも多く、聞き取りやすい話し方をしている場合もあります。

発音の正確さを目指すか、聞き取りやすさを重視するか、で学び方を選ぶのもおすすめです。

早口の対策

ネイティブが話す韓国語って本当に早いですよね。

特に複数人でワ〜っと会話が盛り上がってる時は難しいです。

先ほど学習ステップで紹介したように、最初は再生速度を落として練習してみてください。

教科書には出てこない韓国語への慣れ方

教科書には載っていないような韓国語に慣れるには、聞く機会を増やし真似して発音するというのが重要になってきます。

また、推しが使うような特有の表現は、インスタやTikTokなどのSNSを見るのが一番気軽で触れられる回数も多いです。

SNSの翻訳機能を駆使しながら、少しずつ覚えていきましょう。

推しの言葉をもっと身近に感じよう

推しの言葉を少しずつでも理解できるようになると、ライブ配信やSNSのメッセージがこれまで以上に心に響くようになります。

韓国語の勉強と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、推し活の延長で楽しく続けられる方法もたくさんあります。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、「ちょっとわかったかも!」という嬉しさを積み重ねること。

推しの言葉が少しずつ聞き取れるようになるその過程も、きっとかけがえのない体験になるはず!

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