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みなさん韓国ドラマやYouTubeで “ペダル” という言葉を耳にしたことはありますか?
韓国が好きな方はもしかしたらご存知かもしれませんが、"べダル" とは ”出前アプリ" のことです。
今回は韓国の “ペダル” について詳しく解説していきます。
韓国で実際に使われている代表的なペダルアプリと、旅行者(外国人)でも使えるペダルアプリもご紹介します。
ペダルとは?
韓国で배달(ペダル)は、前述したとおり出前(フードデリバリーサービス)のことです。
日本で言うウーバーイーツや出前館に似ていますが、韓国の方が取り扱っているお店が多く、普及しているのが特徴です。
韓国は世界的にみても最もフードデリバリーサービスが発達している国でと言われいます。
日本のフードデリバリーとの違い
韓国と日本のフードデリバリーサービスの違いは大きく2つあります。
1つ目は日本に比べて圧倒的にデリバリーできる店舗が多く、有名店や最近できたお店はほぼデリバリー可能となってることです。
2つ目は配達料がとても安いことです。
配達料無料のところも多く、あっても1,500ウォン~2,500ウォン(約150円~250円)程です。
その上、お店ごとにクーポンが発行されるので、ほぼ毎回送料や手数料無料でサービスを利用できる店舗も多いのも特徴です。
日本よりも便利で気軽に使えるのが魅力です。
韓国のペダル(フードデリバリーサービス)代表アプリ3選
では、韓国の代表的なフードデリバリーアプリサービスを3つご紹介します。
➀배달의 민족【ペダル民族】
韓国で1番利用者数が多いのが【ペダル民族(ペダレミンジョッ)】です。
日本のウーバーイーツの利用者数が約1500万人に対して、ペダル民族は約2170万人です。
日本の方が人口が多いことを考えると、倍の利用者がいるペダル民族が韓国でどれだけ使われているか伺えます。
韓国人が ”私たちの国民はペダルの民族” と冗談で言っていたフレーズをそのままブランド名にしたフードデリバリー企業です。
韓国だからできる思いきった名前の付け方で、ユーモアがあります。
ペダルアプリの中でもメニューや店舗が一番豊富で、サイトも明るくて見やすいので誰でも簡単に使えるのが特徴です。
配達費が無料になる会員:月額3,990ウォン(約390円)
▶️App Store (for iPhone)
▶️Google Play(for Android)
➁쿠팡이츠【クーパンイーツ】
最近1番勢いがあり利用者が急増しているのが【クーパンイーツ】です。
韓国最大のネットショッピングモール【クーパン】という企業があるのですが、そこから出ているフードデリバリーサービスです。
クーパンでは、食品や日用品、洋服まで日常生活で必要なものは全て揃っています。
ショッピングモールクーパンの会員は7,890ウォン(約790円)で、2024年3月からは会員はクーパンイーツの配達料が無料になります。
日頃からモールを利用するクーパンの会員であればクーパンイーツを使うという人が多いのも納得です。
▶️App Store (for iPhone)
▶️Google Play (for Android)
➂요기요【ヨギヨ】
ヨギヨはドイツの会社が立ち上げた食事宅配サービスです。
今回、紹介するフードデリバリーサービスの中で1番安い会員料金2,900ウォン(約290円)となっており、通常の手数料や送料も安いことが魅力です。
2021年ごろまでは、電話番号の登録なしで旅行で来ている外国人も使うことができましたが、現在は身分証が確認できる電話番号の登録が必要になったため、外国人はアプリ利用ができません。
ヨギヨの人気のポイントは、クーポンが沢山用意されていることです。
1度の注文で1枚だけでなく何枚もクーポンの利用が可能なため、他のアプリと比較した場合に合計金額が安くなることが多いです。
クーポンが好きな韓国人にとっては嬉しいサービスで、コスパ重視の方に人気です。
▶️App Store (for iPhone)
▶️Google Play (for Android)
外国人旅行者でも使えるフードデリバリーアプリ「Shuttle(シャトル)」
今までご紹介した3つのペダルアプリは韓国現地の人向けのサービスであり、旅行で滞在している外国人は使うことができません。
(*韓国に留学していて外国人登録がある方は使えます)
そこで外国人でも使えるアプリがあるか調べてみたところ、1つだけ外国人向けのフードデリバリーアプリ「Shuttle」がありましたのでご紹介します。
⚫︎Shuttle (シャトル)は旅行者向けに作られたサービス
Shuttle(シャトル)は海外から来る旅行客向けに作られたフードデリバリーサービスアプリです。
韓国の電話番号がなくても登録でき、氏名、メールアドレス、お届け先の住所があれば利用できるようになっています。
韓国語がわからなくても、英語、日本語対応になっているので安心して使って頂けます。
また、会計も海外のクレジットカード、PayPal、カカオペイが可能です。
デリバリー可能店舗は他のローカルアプリに比べると少ないのですが、韓国ソウルだけでなく、大邱(テグ)や釜山(プサン)など旅行地でも使えるようになっているので使える機会は多いです。
シャトルでは住所がホテルだけでなく漢江(ハンガン)の川辺からもチキンを注文でき、リアルな韓国を体験できます。
利用方法や登録方法はまた他の記事にて詳しく紹介します。
▶️App Store (for iPhone)
▶️Google Play (for Android)
公式サイト:https://www.shuttledelivery.co.kr/en
(画像引用も公式サイトより)
まとめ
いかがでしたか?韓国では日本より多くの人が日常的に出前アプリを使っています。
韓国ドラマ好きな方は屋外でのシーンを思い出して韓国旅の思い出に、出前サービスを使ってみるのも良いですよね。
外国人観光客が使うことができるShuttleアプリについては後日詳しくご紹介します。