男性目線の韓国情報メディア「オトコリア」です。
大阪・夢洲で開催されている「大阪・関西万博(EXPO 2025)」において出展中で、韓国の魅力を詰め込んだ「韓国パビリオン」。
K-カルチャーと最先端技術が融合した展示や、韓国グルメ、お土産など、見どころ満載のパビリオンを実際に訪問した体験レポートとして徹底解説します。
韓国パビリオンの詳細情報[大阪・関西万博2025]

2025年は日韓国交正常化から60周年という記念の年。韓国パビリオンは、両国の友好と未来への交流を象徴する場としても注目されています。
韓国パビリオンは見て、感じて、伝統とデジタルの融合を楽しむことができる体験型空間として幅広い層におすすめです。
場所
万博会場の「コネクティングゾーン」北東エリア。会場のシンボル「大屋根リング」の内側に位置し、アクセスしやすいところが嬉しいポイント。
テーマ
「With Hearts(真心)」。人と人、人と社会が「心」で繋がることの大切さを伝える、温かいテーマです。
パビリオンの特徴
1.圧倒的スケール:地上3階建て、延べ床面積約4,860㎡、高さ17mと、海外パビリオンの中でも最大級の規模を誇ります。
2.外壁スクリーンが映える:北面には高さ10m×幅27mの巨大スクリーン(LG社製)「メディアファサード」を設置。建物全体が映像に包まれるような演出が特徴です。
3.3つの展示館で構成:各館には100人ずつ入場でき、10分ごとの入れ替え制でスムーズな見学が可能です。
展示内容や見どころ(3つの展示・体験)

韓国パビリオンは、以下の3つの展示館で構成されています。
展示館1:音と光を集め、みんなが一つとなり
展示館2:韓国の先端技術と持続可能な社会
展示館3:同じ時間の中のメロディー
展示館1:音と光を集め、みんなが一つとなり
自分の声を録音すると、それがAIによって音楽と光のアートに生まれ変わるという体験ができます。

パビリオン前にある、電話ボックスのようなスペースで「私たちにとって大事なもの」を5秒間音声録音します。

パビリオン内に入ると、床の四角く囲っているところにグループごとで入り待機します。

光と音楽のショーが始まります。音声を吹き込んだ人々の”声”で奏でる音楽と、それに応じて光の演出があり、約5分間ショーを楽しみます。
132個の照明と4つのスピーカーを設置しており、没入感たっぷりの体験となります。
展示館2:韓国の先端技術と持続可能な社会
韓国の環境技術や、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが紹介されています。

こちらは、最先端テクノロジーによって人間の息に水素が反応して水が生成されるというエコ技術です。

実際に息を吹き込むと光り、天井からシャボン玉のようなものが降ってきます。これがまさに水の塊で、人間の息から水が生成されました。
展示館3:同じ時間の中のメロディー
最新のシネマ技術を用いた三面パノラマスクリーンで、2040年を舞台にした高校生の少女と祖父が時を超えてつながる物語を視聴します。

過去と未来をテーマに、韓国が誇るスクリーン技術とカルチャーの融合によって楽しめます。
※上映中の写真撮影は不可のためご注意ください。
グルメ:本格韓国料理を堪能

パビリオン周辺にあるレストラン「ソウル LIVE!」では、カジュアルな雰囲気で韓国料理を楽しめます。
パビリオン併設のレストランと比べると、混雑は落ち着いているので韓国グルメを味わいたいときには是非立ち寄ってみてください。

店内は、明洞の繁華街を彷彿させるネオンや装飾が全体に広がり、韓国旅行中の食事を思わせるような造りでワクワクします。
ソフトクリームだけでの購入もできるので、疲れたときの休憩スポットにもいいかもしれません。

今回食べた料理は、フライドチキン(1,600円)、キンパ(1,500円)、シッケ(450円)、TERRA(900円)です。
「八道(パルド)料理」という気候風土や歴史に根ざした特色ある郷土料理を楽しめるお店がパビリオンに併設されており、韓国各地の多様で奥深い食文化を体験できます。

八道料理のメニュー紹介(一例)・・・参鶏湯(サムゲタン)、彦陽(オニャン)プルコギ、韓国冷麺(ネンミョン)
お土産:韓国の魅力を持ち帰ろう

パビリオン併設のショップでは、「大韓民国観光公募展」の記念品を販売しています。韓国の伝統や現代文化を感じられるアイテムが揃っており、訪れた記念にぴったりです。
ここでしか買えない商品もあるので、確実に手に入れることをおすすめします。

その他には、韓国の定番お菓子や飲み物、お酒などが手に入る「Korea mart」というコンビニのようなお店もあります。
比較的リーズナブルで、品揃えも良いため、賑わっている様子がありました。

雑貨コーナーは、南大門市場の雑貨店のような雰囲気があり、実際に韓国で土産を購入している気分を味わうことができて、とても面白いですよ。
予約は必要?待ち時間は?

韓国パビリオンは事前予約なしでも入場可能です。混雑時には待ち時間が発生することがあり、実際に訪れた平日では、予約無しで約40分待ちました。
スムーズに入場したい場合は、事前予約を検討することをおすすめします。
まとめ
大阪・関西万博2025の韓国パビリオンは、K-カルチャーと最先端技術が融合した体験型展示が魅力です。
本格的な韓国料理や魅力的なお土産も楽しめるため、訪れる価値のあるスポットです。事前予約を活用し、混雑を避けて快適に楽しんでください。
また、パビリオン周辺にはグルメやショッピングを楽しめる施設もあり、韓国旅行に来ているような感覚になります。