こんにちは!オトコの韓国旅行をサポート!韓国情報メディア「オトコリア」です。
韓国旅行に役立つお役立ち情報や現地で話題のグルメなどをご紹介しています。
今回は韓国に行ったら是非食べて欲しい「韓国式中華」をご紹介したいと思います。
実は韓国でも日本と同様に中華は人気があります。
日本式中華でのお馴染みは「中華丼」や「エビチリ」ですが、韓国式中華と聞いてもピンとこない人が多いのではないのでしょうか?
筆者が訪れた城南市(ソンナム市)で発見した美味しい韓国式中華の店「ハノク・バンジョム」は日本人にはあまり知られていませんが是非訪れて欲しいお店です。
韓国における中華料理とはどのようなものがあるのかも合わせて、ぜひ最後までチェックしてみてください。
城南市ってどこ?
城南市は日本語で「ソンナム市」と読みます。
韓国において有名なのはソウルですが、そのソウルの南に位置する地域です。
多くの日本人が利用している「LINE」を提供する会社である、ネイバーが本社を置く大都市としても有名です。
有名人ではイ・ビョンホンやTWICEのダヒョンらが城南市の出身者として名を連ねています。
今回はその城南市の盆唐区(ブンダン区)という地区にある韓国式中華「ハノク・バンジョム」で食事をしたレポートを書き連ねていきます。
地元で人気の韓国式中華「ハノク・バンジョム」
城南市で地元民に愛される人気の韓国式中華店である「ハノク・バンジョム」。
今回は現地在住の知り合いの紹介で店を訪れることになりました。
訪れたのは週末の18時半頃でしたが、ほぼ満席でした。
運よく席につくことができましたが、週末に訪れる際は予約するかもう少し早めに行った方が良さそうです。
「ハノク・バンジョム」の意味
店名にある「ハノク」とは韓国の昔ながらの建築様式を指します。
ハノクには瓦屋根と藁葺き屋根の2種類ありますが、一般的なのは瓦屋根ですね。
「ハノク・バンジョム」の屋根も一般的な瓦屋根です。
古風な建物と建物内が透けて見えるガラス張りの様式が、昔と現代を上手くマッチさせたおしゃれさを感じさせます。
シェフのおすすめメニュー
「ハノク・バンジョム」におけるシェフのおすすめメニューとして紹介されているのは、「四川の炒め物」「エビ餃子」「肉餃子」の3つです。
餃子が2種類も入っていることから、力を入れているのがわかります。
5個入りの値段は日本円でおよそ900円。
日本人の感覚からすると少々高く感じるかもしれません。
また、「四川の炒め物」は名前からして辛そうですが、今回はオーダーしなかったため次回のレビューにしたいと思います。
ちなみに値段は日本円でおよそ2,500円です。
日本でお馴染みの中華から珍しいものまで
「ハノク・バンジョム」で提供している中華は、日本ではお馴染みのものも多くあります。
たとえば「空心菜の炒め物」や「エビシュウマイ」などは馴染みがありますね。
一方、日本の中華屋さんではあまり見かけないものとして「ジャジャンミョン」や「コチュチャプチェ」といったものが挙げられます。
今回は日本であまり見かけない上記のメニューを注文したので、紹介したいと思います。
「ハノク・バンジョム」の中華のお味は?
それでは次に、「ハノク・バンジョム」でオーダーした中華料理をレビューしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ジャジャンミョン(ジャージャー麺)
日本の中華屋さんではたまに見かけるものの、「必ずある!」というメニューではないのがジャジャンミョン。
韓国語では「ジャジャンミョン」ですが、日本語だと「ジャージャー麺」です。
こう聞くとピンと来る人もいるかもしれません。
「ハノク・バンジョム」ではソースと麺が分かれて提供されました。
これを自分たちで混ぜ合わせていただきます。
麺が長すぎて食べづらい場合は、店員さんにお願いすればハサミを持ってきてくれるので、それで麺をカットして食べられます。
気になるお味ですが、味噌と醤油の深みのある濃厚な味が非常に美味しかったです。
そのままいただくのも美味しいですが、前菜として提供されるたくあんと一緒にいただくのもおすすめ。
ポリポリとした歯ごたえが加わって、より一層食べ応えが感じられます。
コチュチャプチェ(青椒肉絲)
おかずとしてオーダーしたのはコチュチャプチェ。
食べてみて判明しましたが、コチュチャプチェは日本で言う青椒肉絲です。
日本式との違いとしては、ラー油が加えられていること。
これにより辛みが加わって刺激的になっています。
また、コチュチャプチェの最大の特徴は、具材を餃子の皮のような生地で巻いていただくことです。
「ハノク・バンジョム」の場合は餃子の皮のような見た目の生地でしたが、店によってはぐなし肉まんのような形状で提供されることもあるのだとか。
ちなみにこのコチュチャプチェ、先に紹介したジャジャンミョンと一緒にいただいても非常に美味しかったです。
エビシュウマイ
最後に紹介するのは、日本でもお馴染みのエビシュウマイ。
サイズ感も日本で提供されるものとそう違いはなく、コロッと可愛らしい見た目のシュウマイが5個提供されました。
日本との大きな違いとしては、中に込められた肉汁の量。
小籠包かと見間違うほどの量の肉汁が入っており、一口噛めば口いっぱいに温かい肉汁が広がります。
また、エビシュウマイなので、プリプリのエビにも感動しました。
こちらはそのままいただいても美味しいですが、醤油に付けて食べても美味しくいただけます。
「ハノク・バンジョム」の場所や詳細
「ハノク・バンジョム」は地元民に愛される韓国式中華の店ですが、店がそこまで広くなく、駐車スペースも限られているため訪れる場合は注意しましょう。
以下で詳しい場所や店舗の詳細を記載しています。
場所や行き方
「ハノク・バンジョム」はソヒョン図書館から栗洞公園へ向かう道中にあります。
近くに自動車のボルボの展示場があるため、目印になるでしょう。
周囲には他の飲食店やカフェが連なっています。
もし車で行く場合は、代わりに駐車してくれる業者が常駐していますが、後から100円請求されるため要注意です。
店舗情報
店名 : ハノク・バンジョム(한옥반점)
営業時間 : 11:00~22:00(L.O. 20:45)
住所 : 京畿道城南市盆唐区セマウロ51番ギル2
アクセス : ソヒョン図書館から栗洞公園へ向かう道、ボルボ展示場の向かい
電話番号 : 0507-1369-1018
メニュー :
空心菜のニンニク炒め KRW 25,000
四川の炒め物 KRW 19,000
HP : https://m.place.naver.com/restaurant/1219174644/home
まとめ
韓国では日本とは一味違った中華が食べられます。
日本でお馴染みの中華であっても、その味わい深さや食べ方には大きな差があるのです。
中でも「ハノク・バンジョム」は城南市でも人気のある中華屋さん。
特に感動を覚えたのは肉汁たっぷりのエビシュウマイでした。
ソウルや釜山などとは違う地域に行ってみたい人は、ぜひ来店を検討してみてくださいね。