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韓国旅行といえばグルメですよね。そして、ソウルで最大規模の屋台があるのが 広蔵市場(カンジャンシジャン) です。
昔ながらの雰囲気が今の日本ではなかなか見かけない光景で、お祭りのような気分を味わえます。
広蔵市場は、食べ歩きグルメから屋台で座って食べられるグルメ、スイーツやお土産まで、韓国の食べ物がここだけで楽しめてしまう場所です。
面積も広いため、どう回ろうか迷う方も多いかと思いますが、とにかく見ているだけで楽しいので、市場全体をぐるっと回って楽しむのがおすすめです。
今回は屋台の行き方から雰囲気、おすすめのお店まで一気に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
広蔵市場とは?
ソウルの有名な屋台街といえば明洞屋台と広蔵市場ですが、明洞はどちらかというと観光客向け、広蔵市場は現地の方もよく利用する屋台街です。
広蔵市場の概要
名前: 広蔵市場(광장시장)
住所: ソウル特別市 鐘路区 礼智洞 6-1
(서울특별시 종로구 예지동 6-1)
営業時間: 9:00〜22:30 *お店により異なる
アクセス:
1号線チョンノオガ駅8番出口から徒歩1分
広蔵市場はグルメからショッピングまで楽しめる総合市場で、韓国現地ならではの活気が人気。チヂミやキンパなどの定番韓国グルメも安く食べることができます。
広蔵市場への行き方
広蔵市場へは1号線のチョンノオガ駅で降りるのが1番早くておすすめです。8番出口を出るとすぐに広蔵市場の看板が見えます。
2号線•3号線のウルチロサガ駅からも歩いて行けるのですが、活気のあるメイン通りに出るまでに時間がかかるためあまりおすすめはできません。
今回、筆者はルートの都合上ウルチロサガ駅から歩いていきました。
途中シャッター街のような暗い通りを通って、しばらく歩いてやっと明るい道に辿り着きました。
*あまり写真で見ることがない裏道なので、観光客には少し不安な道ですので、乗り換えの関係でウルチロサガ駅から向かう人は注意してください。


広蔵市場での支払い方法
広蔵市場では、一部キャッシュレスに対応しているお店もありますが、原則的には現金決済です。
広蔵市場でお買い物をする際は、現金を多めに持っておきましょう。
広蔵市場の雰囲気
明るく、懐かしい雰囲気が人気の広蔵市場。入っているお店や、客層はどのような感じなのでしょうか。
写真とともにご紹介します。
広蔵市場にはどんなお店があるの?
広蔵市場は買えないものがない!と言えるほど、グルメやスイーツ、お土産にぴったりなお菓子など様々なお店が所狭しと並んでいます。
観光客向けというよりも、現地の方が実際に買っているんだろうなと思うようなうなものが並んでいるという印象でした。
市場の奥の方にあるこちらのお店では大容量のお菓子が売っていました。

キムチを大きなボウルにそのまま置いてあるお店もありました。


実際に買うのは勇気がいるラインナップではあるのですが、見ているだけでテンションが上がります。
もちろん持ち帰りの食べ物だけでなく、その場で食べ歩きできるグルメや食堂は、入り口近くのメイン通りに集中している印象です。

広蔵市場の客層
最近は観光地として人気になってきた広蔵市場。
現地の方はもちろん、日本人にも人気なので、現地に行った際にも日本語が多く聞こえました。店員さんにも日本語を話せる方は多く、日本語で呼び込みをしているお店もありました。
日本語が通じるのは観光客としてはありがたいですよね。
このような座って食べるタイプの屋台は韓国人のお客さんが多く、韓国語が多く飛び交っていました。

市場グルメの楽しみ方4つ
様々なお店がある広蔵市場ですが、市場のグルメの楽しみ方は4つです。
- 食べ歩き
- 屋内食堂でゆっくり
- 惣菜やお菓子をお持ち帰り
- 屋台食堂に挑戦
食べ歩きが1番お手軽で、屋台食堂が1番ハードルが高いです。
それぞれの楽しみ方について詳しく見ていきましょう。
1. 食べ歩き
誰でも気軽に楽しめるのが食べ歩きです。
現地を歩いていても、日本人の観光客は食べ歩きをしている人が多い印象でした。
食べ歩きで食べられるグルメは、クァベギ、ホットク、おでん、チヂミなどがあり、サクッと色々なグルメを食べたい方におすすめです。
2. 屋内食堂
広蔵市場は屋台のイメージが強いですが、実はレストランも充実しています。
中にはミシュランを取っている有名店もあり、広蔵市場の食堂で人気なのは、ユッケのお店です。
人気なお店は行列が出来ていることも。ユッケを食べたい人は広蔵市場でお店を探すといいかもしれません。
3. 惣菜やお菓子をお持ち帰り

市場のお店の中には持ち帰りできる惣菜やお菓子もたくさんあります。
韓国のグルメも家でゆっくり食べたいという方は、惣菜を持って帰ってホテルで食べるのもおすすめです。
お菓子など日本に持って帰れるものは、お土産にするのもいいですね。
4. 屋台食堂

屋台には持ち帰りのグルメだけでなく、椅子が用意されていてその場で食べられるグルメもあります。
このような屋台は比較的現地のお客さんが多く、常連の方がいることもあるためハードルが高いですが、現地の雰囲気をより楽しみたい方にはおすすめです。
屋台の食堂ではトッポギやおでん、キンパなど、幅広い韓国料理を楽しめるほか、マッコリなどのお酒を安く飲むことができます。
お酒が好きな方は屋台で飲みながら韓国料理をつまんでみてはいかがでしょうか。
広蔵市場のおすすめ食べ歩きスイーツ「チャプサルクァべギ」

広蔵市場入り口近くにある大人気のクァベギ屋さん、チャプサルクァベギ。
夜19:30ごろに行っても長い行列ができていました。
クァベギの特徴と魅力

クァベギとは、ねじったドーナツのこと。
ここのクァベギはもち米を使った生地でできており、もちもちの食感が特徴です。
定番のシンプルなもち米クァベギは1個なんと1000ウォン。
1度に10個以上まとめて購入されるお客さんもいらっしゃいました。
注文するカウンターの前では、クァベギの生地を練って、1つ分ずつ切っているところを見ることができます。

今回はもち米クァベギ1つを購入しました。カップに入れて渡してくれます。
揚げたてを提供してもらえるため、もらってすぐは熱々!手で持てないほどです。

食べてみると、外はカリッと、中はフワフワの食感です。日本では揚げたてすぐのドーナツはなかなか食べることができないため、食べたことのない新食感という感じでした。
揚げたてだからか、油で揚げているのに重たくなく、食後のデザートとして軽く食べることができました。
並んで食べる価値のあるスイーツなので、広蔵市場に行く際はぜひ食べてみてください。
食べ歩き後におすすめなフルーツジュース

広蔵市場でたくさん食べ歩きした後にデザートとしておすすめなのが、自分で選べるフルーツジュースです。
生フルーツをその場で絞って提供してくれるため、食べ歩き後に口をさっぱりさせたい時にぴったりだからです。
フルーツジュースの買い方

市場内にはフルーツジュース屋さんがいくつもありますが、今回は大通りと小さな通りが交わるところにあるこちらのお店で注文。
様々な種類のフルーツが入ったカップが並んでおり、中に入っているフルーツは全てバラバラです。
ここから自分の好きなカップを選んでお店の人に渡すとジュースにしてくれます。こちらのお店は日本語表記もあり、わかりやすくて安心です。
自分の選んだカップは混ざったら何色になるのか?混ざっていくところを見るのも楽しいですね。
油っぽいものを食べたお口直しに、ぜひ飲んでみてください。
ソウルの広蔵市場で韓国を食べ尽くす!
広蔵市場(カンジャンシジャン)は、100年以上の歴史を持つソウルの在来市場で、韓国のローカルグルメと活気あふれる雰囲気が楽しめる観光スポットです。
何よりの魅力は、市場らしい "盛り上がり" です。
市場内にはキムチや乾物、韓服、伝統工芸品を販売する店舗も多く、食だけでなくショッピングも楽しめます。
地元の人々と観光客が行き交い、韓国の庶民文化を体験できる点も魅力のひとつ。アクセスも良く、朝から夜まで営業しているため、観光の合間に立ち寄るのにも最適です。ソウルを訪れるなら、一度は足を運びたい市場です。
おしゃれなカフェや落ち着いた食堂とは違う、現地ならでは食べ歩きや食堂でお酒を飲みながら料理を食べたり、楽しみ方は自分次第!
広蔵市場を回って、韓国料理を食べ尽くしましょう。