韓国語

TOPIK対策 | 中級向けおすすめ教材&勉強法まとめ

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韓国語を学んでいる方の中には旅行、趣味、留学などさまざまな目的の方がいらっしゃいますよね。

今日は本格的に韓国語を勉強している方のためのコラムです。

韓国語能力試験(TOPIK)を受験予定の方は「このままの勉強法で合っているのか」と不安になることはありませんか?

TOPIK II(中級)は試験範囲が広く、情報も多いため、何から始めるべきか迷いがちです。

そこで今回は、筆者が実際に取り組んで効果を実感した勉強法を3つのカテゴリに分けて紹介します。

  • 単語対策
  • 作文対策
  • 実践サイトの活用法

独学でも取り入れやすい方法ばかりですので、これから受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

単語対策|語彙力を高める反復法

TOPIK IIで安定した得点を取るためには、語彙力が欠かせません。 特に中級では抽象的な表現や多義語も増えるため、繰り返しによる定着が重要です。

使用した単語帳

『韓国語能力試験 TOPIK3・4級 中級単語1800』

おすすめポイント

  • TOPIK中級レベルに必要な単語がバランスよく掲載
  • すべての単語に例文付きで実用性が高い
  • 頻出度ごとにセクション分けされていて効率的

勉強法の手順

  1. 試験日から逆算し、1日あたりの語数を設定(例:1日50語)
  2. 最初は「見て・声に出して・意味をざっくり理解」する
  3. 1周目終了後、3〜5周繰り返すことで定着を図る

覚えにくい単語の工夫

  • ふせんを貼って目印に
  • 覚えられない単語のみをスマホやノートにまとめて携帯

できない単語に集中することで、効率的に語彙力を底上げできます。

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作文対策|「型」を身につけて表現力をアップ

TOPIK IIで最も差がつくのが作文(쓰기)です。 語彙力に加えて、論理的な文章構成力が求められます。

使用教材

『TOPIK II 作文徹底攻略』(HANA)

おすすめポイント

  • 解説が丁寧で独学でも取り組みやすい
  • 問題の傾向ごとに構成されていてわかりやすい
  • 模範解答がレベル別で掲載されており段階的に学べる

勉強法の手順

  1. 模範解答を書き写して構成をつかむ

    まずは『TOPIK II 作文徹底攻略』にある模範解答をノートに書き写し、序論・本論・結論の構成や段落ごとの展開を理解します。

    接続表現や文末の使い方など、パターンを視覚的に整理していくのがポイントです。音読やシャドーイングを加えると、自然な語順や表現が定着しやすくなります。

  2. 知っている語彙に置き換えて書き直す

    次に、一部の語句を自分の語彙に置き換えて書き直す「アレンジ演習」を行います。

    難しい表現を無理に使わず、中級レベルでも自分の言葉で書く練習を重ねることで、オリジナリティと実践力がついていきます。
  3. 原稿用紙・時間を意識した実践練習

    原稿用紙のマス目を使った実際の書き方や、各設問にかける時間配分(例:51番2分、54番30分など)を意識したトレーニングを繰り返します。

    余裕があれば、書いた作文を添削してもらうことで、自分の弱点や癖を客観的に把握することができます。

実践対策サイト|無料サイトを活用し本番感覚を鍛える

基礎を固めたら、本番に向けた実践トレーニングに進みましょう。 無料でも質の高い対策ができるサイトがあります。

SEEMILE TOPIK(過去問演習)

SEEMILE TOPIKは、実際のTOPIKに近い形式でオンライン上で問題を解くことができる無料アプリです。

ダウンロード形式ではなく、模擬試験として繰り返し挑戦し、スコアや弱点を分析できる点が魅力です。

SEEMILE TOPIK (韓国語能力試験)

SEEMILE TOPIK (韓国語能力試験)

Seungjae Kang無料posted withアプリーチ

おすすめポイント

  • iPhoneやAndroidに対応し、TOPIK I・II 両方の模試問題を収録
  • 解答後に自動でスコアと弱点分析が行われ、自己学習に活かせる
  • リスニング・読解に加え、EPS-TOPIK(就職目的のTOPIK)にも対応

活用法

  • 模擬試験を時間制限付きで解く
    実際の試験さながらの緊張感と時間感覚を体験できます。
  • 苦手な問題や表現を記録して復習
    アプリ内でスコア分析を確認し、「間違えた問題」をまとめて弱点を把握します。
  • 繰り返し挑戦して伸びを実感
    同じセクションを数回解くことで、自分の成長が目に見えてわかるのが嬉しいポイントです。

韓国語ニュースサイト

NHK韓国語版や「연합뉴스」などで検索可能。

おすすめポイント

  • 実際の長文読解に慣れる
  • TOPIK IIで頻出の社会・文化系トピックに自然と触れられる

試験前からニュースに触れておくことで、読解力と語彙力の底上げが可能になります。

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学習を継続するための考え方|「細分化」でハードルを下げる

どんなに優れた勉強法でも、続かなければ意味がありません。 大切なのは「継続する仕組み」を作ることです。

継続のコツ

  • 成果をすぐに期待しない
  • まず1歩目のハードルを下げる

例:単語学習を始めるまでのステップ

  1. 単語帳を手に取る
  2. 開いてみる
  3. 1語だけ見てみる

これだけでも「今日はやった」と実感できます。

まとめ|TOPIK中級対策の近道は「繰り返し」と「継続」

今回紹介したTOPIK II対策の要点は以下の3つです。

  • 単語帳で語彙力を高める
  • 作文問題集で表現力を身につける
  • 無料サイトで実践感覚を養う

いずれも特別な方法ではありませんが、繰り返し取り組むことで着実に力がついていきます。

少しずつでも続けていけば、確実に成長を実感できる瞬間がやってくるので、自分に合った方法を見つけるところから楽しむつもりで、TOPIK合格を目指してください。

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