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韓国旅行を検討する際、一番に気になるのが天候や気候といった季節ではないでしょうか。韓国には、日本と同じように四季があるため訪れる季節によって様々な変化を楽しむことができます。
今回は、初めて行く方にもおすすめな韓国旅行のベストシーズンをご紹介します。
観光の目的に合わせて、ぜひベストなタイミングを選択して充実した韓国旅行を楽しんでください。
韓国の季節変化は?四季はある?
韓国も日本と同じように四季がはっきりしており、それぞれの季節で異なる風景や気温を楽しめます。
特に首都ソウルと第二の都市釜山では、気候の違いも日本と似た面が多く、気温や湿度において日本と共通する特徴もあります。
ここでは、ソウルと釜山の気候について詳しく見てみましょう。
ソウルの気候:カラッとした暑さと厳しい冬
ソウルは日本の新潟と同じ緯度に位置しており、東北地方の気候に似ています。
夏は30度を超える日もありますが、湿度が低いためカラッとした暑さになり、東京都に比べると比較的過ごしやすいと感じる人が多いです。
一方、冬は氷点下に達する日も多く、11月下旬ごろから気温が大きく下がります。大雪は少ないものの、寒さが厳しいのが特徴です。
釜山の気候:温暖な冬と湿度の高い夏
釜山は日本の関西や中部地方と同じ緯度にあり、ソウルに比べて少し温暖な気候です。
夏は蒸し暑さを感じることが多く、湿度が高いことが特徴です。しかし、冬は雪がほとんど降らず、比較的過ごしやすい環境です。
春の韓国は穏やかで過ごしやすい
韓国の春は3月から5月に訪れます。3月下旬あたりから気温が上昇し、最高気温が10度を超える日が増えていきます。
春の韓国におすすめの服装
3月前半はまだ肌寒く、朝晩は10度を下回ることも多いため、アウターが必要です。
4〜5月頃になると20度前後まで暖かくなるため、薄手のアウターやニット1枚でも出かけることができます。
春の韓国のメリット
桜をはじめ、様々な花が咲き誇るためお花見などのイベントが多く開催されています。韓国は外食文化も盛んなので、外でお花見をしながら韓国料理を楽しむことができるのは春ならではの楽しみです。
1日中外にいても過ごしやすい気候のため、有名な観光地を見て回りたい方や、景色を楽しみたい方は春を選ぶのがおすすめです。
また、日本では春の季節に気になる花粉症ですが、韓国では原因となるスギやヒノキの木が少ないため、花粉を気にせず外を歩くことができるのも安心です。
春の韓国のデメリット
韓国で「ミセモンジ」と呼ばれるPM2.5の飛散量が最も多いのが3月から5月です。
韓国は日本よりも飛散量が多いため、この時期に訪れる場合は事前の天気予報のチェックとマスクでの対策を取っておくのが安心です。
春の韓国のおすすめ観光地
- 景福宮
- 東大門・南大門市場
- 南山公園
春の暖かな日差しの中で見る景福宮は美しく、観光におすすめです。夜も出かけやすい気候のため、市場で食事を楽しむこともできます。桜の時期には、南山公園で満開の花々を楽しむこともできます。
夏の韓国はカラッとした暑さ
韓国の夏は6月から8月に訪れます。6月に入ると気温は20度後半まで上昇し、ピークの8月には30度前後まで上がります。
昨今の東京都の気温は35度を超える猛暑日を多く観測していますが、ソウルは緯度が高いこともあり、猛暑日の数は比較的少ない傾向にあります。
夏の韓国におすすめの服装
半袖やハーフパンツで十分快適に過ごせます。韓国は欧米やヨーロッパ文化の影響も受けていることが多く、体型を気にせず過ごしやすい格好をしている方が比較的多いです。
湿度は日本と比べ低い傾向にありますが、強い日差しは変わりません。日焼け止めや帽子・サングラスを身につけるなど、紫外線対策を欠かさず行うようにしましょう。
夏の韓国のメリット
夏の韓国は日差しが強いものの、カラッとした暑さの中で綺麗な景色やマリンスポーツを楽しむことができます。
特に釜山やチェジュ島など、海辺が近い都市はリゾート地として特に夏の人気が高く、日常から離れた素敵な非日常体験をすることができるため、おすすめです。
夏の韓国のデメリット
日本と同じように夏場は台風の発生が起きやすい環境にあります。急な暴風や雨により、飛行機が欠航になってしまうことも考えられます。
旅行日程はあらかじめ余裕を持っておくと安心です。
夏の韓国のおすすめ観光地
- ピョルマダン図書館
- パラダイスホテル&リゾート
- 釜山・チェジュ島
夏は日差しも強く、室内の観光もおすすめです。ピョルマダン図書館は、コエックスモールの中にあり、総面積約2,800平米の大型図書館でフォトジェニックな空間が人気です。
また、レストラン・宿泊・カジノを一気に楽しめるリゾート施設も天候を気にせず楽しめるためおすすめです。海辺のリゾート地としては釜山・チェジュ島が世界的にも人気のスポットです。
秋の韓国は風が涼しく心地よい
韓国の秋は9月から11月に訪れます。9月までは比較的暑いと感じるくらいの気温ですが、10月に入るとグッと落ち着き、秋風が心地よく過ごしやすい季節になります。
春と比較し、ミセモンジ(PM2.5などの飛散物)の影響も受けないため観光には最もおすすめの季節です。
秋の韓国におすすめの服装
春と同じく軽やかな服装で出かけることができます。夏の暑さが落ち着き、半袖に薄手のアウターや長袖のトップス1枚で過ごすことができます。
11月ごろになると朝晩の寒暖差が広がってくるため、夜に出かける場合はアウターがあると安心です。
秋の韓国のメリット
秋の韓国は紅葉が美しい季節です。南山公園や景福宮などソウルだけでも有名な紅葉スポットがたくさんあるため、秋に韓国にいく場合はぜひ訪れてみてください。
韓国の伝統料理に使用される食材も豊富に収穫されるので、韓国ならではの食を楽しむのも秋の韓国旅行の醍醐味と言えます。
秋の韓国のデメリット
韓国には秋夕(チュソク)と呼ばれる、日本で言うところのお盆の時期があります。
その年により日付は異なりますが、大体9月中旬に3連休が設定されることがほとんどです。
秋夕は、家族で集まり先祖に感謝を伝える役割があるため、その期間は飲食店や商業施設が休みになってしまうことがあります。お店の休日を気にせず楽しみたい方は3連休は避けるのがおすすめです。
秋の韓国のおすすめ観光地
- 景福宮
- ソウルの森
- 汝矣島
桜のお花見スポットとして人気の景福宮は、秋の紅葉スポットでもあります。敷地全体でカラフルな紅葉を楽しむことができ、中でも大きな池に映る真っ赤な紅葉はなんとも言えない美しさです。
その他、駅周辺の商業施設の開発も進んでいる「ソウルの森」でも紅葉を楽しむことができます。
汝矣島にある漢江公園ではこの時期ならではの芸術祭も行われており地元の人々でも賑わっています。
冬の韓国は寒いが雪景色が綺麗
韓国の冬は12月から2月に訪れます。12月にはグッと気温が下がり、朝晩の最低気温は氷点下マイナスになることもしばしば。
年明けの1月から2月にかけては雪が降ることもあり、日本よりも寒く感じることが多いです。
冬の韓国におすすめの服装
ダウンコートやマフラー・手袋など防寒対策が欠かせません。空気も乾燥していることが多いので、リップクリームやハンドクリームも忘れず持っていきましょう。
1月から2月にかけては雪が降ることもあり、地面が凍結している場合は転倒しにくいスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
冬の韓国のメリット
夏と同様に、冬のウィンタースポーツも人気です。豊富な自然雪の中でスキーやスノーボードを楽しむことができます。
また、韓国ではキリスト教信者も多くクリスマスのイベントも盛大に行われることが特徴です。キラキラと輝くイルミネーションやクリスマスマーケットを楽しむのもおすすめです。
冬の韓国は凍てつくような寒さですが、オンドルと呼ばれる床暖房の文化が人気で、外の寒さに耐えた後に暖かな部屋でリラックスできるのも冬の韓国の楽しみです。
冬の韓国のデメリット
1月末には日本で言うお正月のように、旧正月と呼ばれる祝日が訪れます。
秋の時期にある秋夕(チュソク)同様に3連休となり、休み中は飲食店や商業施設でも休みが増えるため旅行日程が被る場合は注意しておきましょう。
ショッピング施設では休みの多い旧正月ですが、ソウルにある景福宮や昌徳宮、徳寿宮・昌慶宮などの王宮は入場無料で観光することができます。
また、旧正月ならではのイベントも開催されている場合もあるので、この時期にしか楽しめない貴重な体験ができるかもしれません。
冬の韓国のおすすめ観光地
- オリンピック公園
- ヨーロピアンクリスマスマーケット
- 広蔵市場
数々の韓国映画やドラマにも登場しているオリンピック公園は、雪景色がとても綺麗で冬の観光スポットとしておすすめです。
中には冬限定のスケートリンクも設置してあるため、お子様連れでも楽しむことができます。
ソウルの中心地で行われる大規模なヨーロピアンクリスマスマーケットは、キリスト教信者の多い韓国ならではの本場のクリスマスが味わえる冬の観光名所です。
気候のいい時期におすすめの市場や屋台も、冬は新鮮な魚や貝が出回る時期でもあります。冷えた体をホクホクのご飯で温めるのも冬の楽しみです。
観光を楽しむなら春と秋がおすすめ
韓国旅行で観光を楽しむなら、気候の良い過ごしやすい季節の春と秋がおすすめです。
春は3月から5月、秋は9月から11月頃に訪れます。
それぞれ、春先や秋の終わりには朝晩の寒暖差が広がることも多いため、脱ぎ着のできるアウターを持参するなど、服装を工夫すると安心です。
初めて韓国を訪れる方や、有名な観光地を見学したい方はぜひ春や秋に日程を組み、心地よく過ごしやすい韓国旅行を楽しんでください。