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今回は初めて韓国に行く方のために空港から市内までの行き方についてご紹介します。
仁川空港は、日本から旅行にいく方も多く利用する韓国で最もポピュラーな国際空港です。
韓国の首都ソウルからも近いため交通機関も充実しています。
今回は仁川空港からソウル市内までの移動方法を、目的別にご紹介します。
所要時間や費用によって選び方はさまざまですので、ぜひ韓国旅行前にチェックしておいてください。
仁川空港はどこにある?市内までの距離は?
仁川空港はアジア最大級のハブ空港です。
各地からの路線が集中し、地域の拠点となる主要な空港である仁川空港は、アジア最大級の規模です。
ターミナルは2つに分かれており、ターミナル1とターミナル2の2つがあります。
仁川空港からソウル市内までは約60キロ
仁川空港は韓国の西側に位置しており、主要な観光地が集まる明洞駅やソウル駅からは約60キロの距離があります。
例をあげると、羽田空港から東京駅までの距離は約20キロです。
単純な直線距離で考えるとおよそ3倍の所要時間がかかると考えてしまいがちですが、実際にはそれほど時間はかかりません。
仁川空港から市内までの主な移動方法は3つ
仁川空港からソウル市内までの主な移動方法は以下の3つです。
- 空港鉄道(A’REX)
- リムジンバス
- タクシー
空港鉄道(A’REX)
空港鉄道(A’REX)とはその名の通り、空港まで直結している鉄道列車です。空港までの直通列車と一般列車があり、直通列車の場合はソウル駅から仁川空港まで最短43分で到着することができます。
日本語アナウンスにも対応しており、韓国旅行に行かれる方にとってもメジャーな移動方法です。
空港リムジンバス
日本でもよく使われている空港リムジンバスと同じく、韓国でもよく使われています。
主に空港から市内へ移動する人へ向けたサービスのため、荷物の預かりもスムーズで目的地も明確なため安心して利用することができます。
タクシー
タクシーも日本と同じ利用方法で、空港からの移動に利用することができます。
深夜や早朝など、電車が動いていない時間帯の利用や、主要な目的地から外れた場所に向かいたい際に便利です。
ではここから目的別に、それぞれ3つの移動方法のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
最速!コスパで選ぶなら「空港鉄道(A’REX)」
空港鉄道(A’REX)の特徴はコスパの良さです。
移動時間の短さ、乗車料金の安さを考えると初めて韓国旅行に行かれる方に一番おすすめしたい移動方法です。
空港鉄道の移動時間と料金
空港鉄道には、仁川空港とソウル駅間をノンストップで移動できる「直通列車」と、各駅停車の「一般列車」の2種類があります。
直通列車の移動時間は、仁川空港の第1ターミナルからソウル駅まで「約43分」、第2ターミナルから「約51分」です。
一般列車の移動時間は、仁川空港の第1ターミナルからソウル駅まで「約59分」、第2ターミナルから「約66分」です。
運行間隔は、直通列車が「約40分」一般列車が「約12分」のため、待ち時間が発生するようであれば一般列車の乗車がおすすめです。
乗車料金は直通列車が11,000ウォン、一般列車が4,550ウォンとなっています。
空港鉄道(A’REX)のチケットはKlookでの購入が一番安い
空港鉄道の直通列車チケットは、Klookで事前購入するのがお得です。通常11,000ウォンのチケットを8,700ウォンで購入することができます。
Klookでの購入後は、空港鉄道(A’REX)の公式サイトで乗車列車の座席を指定し、QRコードのチケットを発券しておきましょう。
空港鉄道のメリット
空港鉄道のメリットはなんと言ってもコスパの良さです。
所要時間も短く、料金も安く、誰でも簡単に移動することができるためおすすめの移動方法です。
チケットの購入時も、自動販売機で日本語を選択することができ、車内アナウンスでも日本語が流れるため、韓国語が全くわからない方や初めて韓国旅行に行かれる方でも安心して利用することができます。
空港鉄道のデメリット
空港鉄道を利用するデメリットは、荷物の持ち運びが発生することです。
韓国の列車はホームや乗り換えまでの距離が遠いことも多く、出口によっては階段しか利用できないこともあります。重い荷物や歩きでの長距離移動に不安がある方にはおすすめできません。
また混雑状況により希望の列車が満席になってしまった場合は、乗車を見送らなくてはならない場合もあります。
アクセス抜群!荷物が多いなら「リムジンバス」
日本でも馴染みのあるリムジンバス。
仁川空港から市内までは路線数も多く、希望の目的地のすぐ近くまで行くことができます。
リムジンバスの移動時間と料金
リムジンバスでの、仁川空港からソウル市内までの移動時間は約70分〜90分です。
一般車両と同じ道路を走るため、交通状況によっては予定時間より早く到着することも、遅く到着することもあります。
料金は路線により異なる場合もありますが、主要なソウル駅周辺・明洞駅、東大門駅周辺へ向かう場合は約17,000ウォンとなっています。
リムジンバスのメリット
リムジンバスの1番のメリットは目的地までのアクセスの良さです。
路線数も多く停留所も豊富にあるため、目的地近くに到着することができ、荷物が多くても心配ありません。
スーツケースの場合、バスのトランクに預けることができるため、乗車中の荷物の盗難の心配もなく、安心して乗車することができます。
また、チケットは有人窓口で購入することができるため、目的地までの最適な路線や出発時間を案内してもらうこともできます。
リムジンバスのデメリット
リムジンバスのデメリットは所要時間が正確ではないことです。
日本のバスでもあるあるですが、乗っているバスが渋滞に巻き込まれてしまった場合大幅に時間がかかってしまうこともあります。
到着時間を絶対にずらしたくない場合は、リムジンバスは避けた方が良いでしょう。
深夜・早朝移動なら「タクシー」
仁川空港の営業時間は24時間ですが、公共交通機関は24時間ではありません。
終電後や始発前の移動に便利なのがタクシーです。
流しの乗車も可能ですが、日本ほどタクシーの治安はよくないと言われているため乗車の際は、事前に目的地や料金の確認をしましょう。
タクシーの移動時間と料金は?
仁川空港からソウル市内までのタクシーの所要時間は約60分〜90分です。
バスと同様一般車両と同じ道路を走るため大きくは変わりません。
目的地以外の場所を迂回する必要はないため、その分早く到着することができます。
料金は目的地やタクシーのランクにもよりますが、大体60,000ウォン程度となっています。
韓国のタクシーにはランクがあり、日本語対応が可能でサービスも安全と言われている模範タクシーは、一般のタクシーと比べ約2倍の乗車料金がかかります。
また、待合のタクシーではなく配車アプリやインフォメーションで配車をお願いする場合は、乗車料金と別に配車料金も加算されることがほとんどです。
タクシーのメリット
タクシー移動のメリットは、時間を気にせず利用できることです。韓国へ到着する飛行機の中でもLCCと呼ばれる格安航空では、深夜便や早朝便の価格が安く設定されていることも少なくありません。
公共交通機関を利用できない時間帯は、空港付近で宿泊施設を探すよりもタクシー利用の方がコスト面でもお得です。
また、お子さま連れや高齢者の方との旅行の場合も、目的地まで直接迎えるタクシーはおすすめです。
タクシーのデメリット
タクシー利用のデメリットは乗車料金の高さです。空港鉄道やリムジンバスが10,000ウォン代で利用できるのに対して、タクシーはその5〜6倍ほどの料金がかかってしまいます。
1台を複数人で利用する場合は良いですが、1人や2人での乗車の場合は他の移動方法と比較し割高になるでしょう。
仁川空港からの移動に使える支払い方法
仁川空港からの移動に使える支払い方法は、交通機関によりそれぞれ異なります。
各移動方法別に使える支払い方法をご紹介いたします。
空港鉄道(A’REX)の場合
空港鉄道のチケットは、仁川空港にある案内カウンターか自動券売機で購入します。
購入の際は、直通列車の場合は「現金もしくはクレジットカード」、一般列車の場合は「現金もしくはT-moneyカード(韓国国内で利用できる交通カード)」を利用することができます。
リムジンバスの場合
リムジンバスは、仁川空港の各ターミナル1階の到着フロアを出てすぐのところに乗車場所があります。
乗車場所付近に複数設置してある有人窓口でチケットを購入することができます。
リムジンバスでは「現金、クレジットカード、T-moneyカード」を利用することができます。
タクシーの場合
タクシーもリムジンバス同様、仁川空港の到着フロアを出た地上階から乗車することができます。
乗車料金は日本と同じく後払いのため、目的地についた後に支払いを行います。
タクシーでは「現金、クレジットカード、T-moneyカード」を利用することができます。
T-moneyカードは仁川空港で購入できる
T-moneyカードは、仁川空港のコンビニや、鉄道(地下鉄)乗り場の券売機で購入することができます。
ソウル市内到着後も移動時に利用するため、早めに購入しておくとスムーズです。
仁川空港から市内までの移動方法の治安は?
韓国は交通機関も発展しており、日本からの観光客も多いためどの移動方法もあまり心配する必要はありません。
ですが、移動方法によっては注意した方が良い点もあるためあわせてご紹介します。
空港鉄道(A’REX)は満席に注意
空港鉄道の直通列車は、座席指定制となっています。
自動券売機でチケットを買う場合は購入時に自動で座席が割り振られます。
座席に座らず立ったまま乗車することはできないため、座席数が埋まってしまうと完売となり乗車することができません。
希望の電車が埋まってしまった場合は、一般電車を利用するか別の移動方法を利用するようにしましょう。
リムジンバスは所要時間に注意
リムジンバスの到着予定時間は、元々余裕を持って設定されていますが、交通状況によっては大幅に遅れてしまうこともあります。
目的地への到着時間をずらすことができない場合は、所要時間がより正確な空港鉄道の利用がおすすめです。
タクシーは料金に注意
韓国のタクシーは日本と比べまだまだ治安が安定していません。
一般タクシーの場合、「想定した料金よりも過剰に請求されてしまった」「違うルートを走っていた」「チップ要求された」ということも少なくありません。
現金の場合は、お釣りの用意がなく支払われないこともありますので乗車時は注意が必要です。
初めて利用する方や、お子さま連れの方は、日本語対応可能でサービスが充実している模範タクシーの方が安心です。
まとめ:目的別に移動方法を選ぶのがおすすめ
仁川空港からソウル市内までの移動方法は主に「空港鉄道(A’REX)」「リムジンバス」「タクシー」の3つがあります。
コスパ重視なら空港鉄道、荷物の持ち運びを気にせず移動したいならリムジンバス、深夜・早朝に利用する方やご高齢の方・お子さま連れの方はタクシーの利用がおすすめです。
主な移動方法は、それぞれにメリット・デメリットがあります。その時々の目的に合う移動方法を選んで、楽しい韓国旅行をお過ごしください。