こんにちは、韓国旅行情報メディアの韓活チョアチョアびよりです。
韓国旅行、特に釜山の楽しみは街歩きと食べ歩き!
韓国旅行のスイーツ散歩にぴったりな、釜山の人気おやつ「くるみまんじゅう」。
今回は、釜山・南浦洞(ナンポドン)で人気の老舗「호두팡팡(ホドゥパンパン)」をご紹介します。
香ばしいくるみとしっとり餡がたまらない“くるみまんじゅう”は、できたてを頬張ると幸せな気分になれる釜山名物スイーツです。
くるみまんじゅうのはじまりは「天安(チョナン)」から
「くるみまんじゅう」は釜山発症でなく韓国での定番のお菓子です。
遡ること、1930年代に忠清南道・天安(チョナン)でくるみ饅頭は生まれたとされています。
くるみの産地だったこの地域で、地元の特産を活かして作られたのが始まり。ふんわりとしたカステラのような生地の中に、あんこと香ばしいくるみを包み、くるみの形の型で焼き上げるのが特徴です。
いまでは全国の駅やサービスエリアでも見かけるほど、韓国を代表するお菓子として親しまれています。
そんな名物スイーツを釜山でも味わえるのが、南浦洞の老舗「호두팡팡(ホドゥパンパン)」です。
南浦洞で出会える釜山の味「호두팡팡(ホドゥパンパン)」

南浦洞のにぎやかな通りの一角にある小さなお店「호두팡팡」。
周囲にはLED看板が並ぶ明るい通りの中で、昔ながらの手づくりの温もりを感じるお店です。
店頭には「くるみ饅頭(호두과자)」と書かれた看板が目印。
人気で売り切れていることも
私が行った時が15時くらい。「今、渡せるのはなくて焼いているところなので、16:30くらいにまた来てください。」と言われました。
一応、何個欲しいか聞かれたので、9個入りの一番小さいのをお願いしておきました。
(大量に買う人がいるみたいで、この数なら予約しなくてもよかったぽい)

16:30すぎに再度訪問。目の前で焼きたてのくるみまんじゅうを紙に包んでくれていました。
これをジップロックにいれて渡されます。「暑いから、20分経ってからチャックしてね」と。

ここ「호두팡팡」のくるみまんじゅうは、無添加・無着色にこだわった自家製。
お店の案内にも「合成保存料などは一切使用していません」と書かれていて、安心して食べられるのが嬉しいポイントです。

【実食】香ばしい香りとやさしい甘さが広がる懐かしい味

焼きたてを紙に包んでもらい、湯気の立つまんじゅうを受け取った瞬間からワクワク。
手に取ると、まだまだ熱い!香りは完全にベビーカステラそのもの。
事前リサーチはあえてせず、「きっとそんな味かな」と思いながら口に入れました。
ところがひと口食べてびっくり。
想像よりも皮が薄く、中にはあつあつのこし餡と、香ばしいくるみがそのまま入っていました。
くるみのカリッとした歯応えと、なめらかな餡の組み合わせが絶妙でした。
甘さは控えめというほどではないけれど、くどくなくてちょうどいい。どこか優しい味わいで、気づけばもうひとつ食べたくなってしまいます。
ベビーカステラのような懐かしさがありつつもあんこ好きとしてはくるみまんじゅう。。。アリ!!!!
温かいうちに食べるのがベストですが、持ち帰り用の箱入りもあり、冷蔵や冷凍での保存も可能なので、多めに買って帰ってお土産にするのもおすすめです。
くるみまんじゅうの種類と価格

メニューにはスナック袋(간식용)とギフトボックス(선물용)があります。
- 간식용(スナック袋)
9個入り:3,000ウォン
12個入り:4,000ウォン
15個入り:5,000ウォン - 선물용박스(ギフトボックス)
小(28個):10,000ウォン
大(56個):20,000ウォン
その場で食べてもよし、家で温め直しても美味しいのが魅力です。
箱入りはお土産にちょうど良く、釜山旅行の手みやげにも人気です。
【店舗情報】호두팡팡(ホドゥパンパン)

釜山でほっとひと息。街歩きの途中に立ち寄りたいおやつスポット
手づくりの温かさが伝わる「호두팡팡(ホドゥパンパン)」は、釜山のローカルな魅力が詰まったおやつです。
南浦洞を歩いたら、ちょっと休憩がてらに立ち寄って、できたてのくるみまんじゅうを味わってみてくださいね。
ほっこり和菓子の感じも味わえる韓国お菓子、おすすめです。
