男の韓国旅行をもっと楽しく!韓国現地のグルメ・新店・ポップアップ、旅行を楽しむための耳寄り情報を発信中「オトコリア」です。
そろそろお盆ですね。来週以降で韓国旅行を計画している方も多いのではないでしょうか?
今年の8月の祝日・気候・混雑・デモなど、この時期特有の注意点を徹底解説します。
安全で快適な旅を実現するための対策と旅行プランもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2025年8月15日は光復節(광복절)
2025年8月15日(金)は、韓国の重要な祝日「光復節」です。日本統治からの解放と大韓民国の建国を記念する日で、全国的に式典や行事が開催されます。今年は80周年にあたるため、例年以上に大規模なイベントが予定されています。
ソウル中心部では式典が開催
光化門や市庁広場などでは、鐘の打鐘式や記念行事が行われ、政治関係者や市民が多く集まります。
一部公共施設や店舗が休業になるため、訪問予定の場所は事前に営業時間を確認しておきましょう。
観光地や市街地の混雑に注意
光復節を挟む8月中旬は、韓国の夏休みのピークと重なります。観光地や商業施設、交通機関などは特に混雑しやすくなります。
人気スポットは事前予約がおすすめ
明洞、弘大、景福宮などの定番観光地では、朝から多くの人が訪れます。
テーマパークやショッピングモールでは、オンライン予約やチケット購入を済ませておくとスムーズに入場できます。
連日の猛暑と熱中症対策
8月の韓国は、年間でもっとも暑い季節。特に今年、2025年は韓国全域で過去最高レベルの猛暑が続いています。
ソウルでは7月下旬から8月初旬にかけて日中の気温が連日35℃を超え、夜間も25℃を下回らない熱帯夜が10日以上継続。
さらに釜山や大邱など南部地域では、体感温度が40℃を超えることもあり、韓国気象庁は高温注意報を繰り返し発令しています。
こうした気象状況を踏まえ、旅行中は従来以上に暑さ対策が必要です。
日中の外出は計画的に
観光は午前中や夕方以降に集中させ、昼間はカフェやショッピングモールなど屋内で過ごすのが理想的です。
帽子、日傘、日焼け止め、こまめな水分補給をするようにしましょう。
光化門や市庁周辺ではデモ・集会が多発
光復節は政治的な意味合いも強いため、デモや抗議集会が各地で行われる可能性があります。
特にソウル中心部では注意が必要です。
日本関連の集会に注意
日韓関係に関連するテーマの集会が開かれることもあるため、観光客は人が集まる場所を避け、安全なルートを確保しましょう。
公共交通機関にも影響が出る場合があります。
注意が必要なエリアまとめ
以下のエリアは、混雑やデモが予想されるため、訪問時は周囲の状況に注意しましょう。
ソウル中心部
- 光化門、市庁広場、国会議事堂周辺:デモや式典により交通規制の可能性あり
観光エリア
- 明洞、弘大、景福宮:国内外観光客で混雑必至
レジャー・イベントエリア
- 汝矣島・漢江公園:大型イベント開催の可能性あり
- テーマパーク、モール:営業時間変更・入場制限の可能性
- 釜山(海雲台・広安里):ビーチ混雑+猛暑の影響に注意
大人の韓国旅行にぴったりのおすすめ旅プラン
2025年8月の韓国は猛暑や混雑、光復節による影響など、旅行時の注意点が多い時期です。
そんな中でも快適に韓国を楽しむには、旅のタイミングと行き先の選び方も工夫してみましょう。
ソウルでの街歩きから地方都市へのショートトリップまで、現地の状況を踏まえたおすすめの旅プランをご紹介します。
ソウルで楽しむ歴史と現代の街歩き
午前中は「北村韓屋村」「景福宮」「仁寺洞」など、歴史と韓屋の街並みを早めの時間帯に散策。
午後は「ソウル歴史博物館」や「国立現代美術館」などの屋内スポットで涼をとり、夜は漢江沿いのテラスカフェや屋台で地元の空気を味わいましょう。
光復節当日はローカルに過ごす
光化門や市庁広場周辺は大規模なイベントやデモが予想されるため回避を推奨。
代わりに、落ち着いた雰囲気の「聖水洞」でのカフェ巡りや、「望遠市場」での食べ歩きがおすすめです。夕方は「ロッテワールドタワー」の展望台でソウルの夕景を楽しむのも一案。
水原(수원)
ユネスコ世界遺産「華城(ファソン)」や、「水原伝統市場」でのグルメ体験が魅力。ソウル駅から約1時間でアクセス可能。歴史と食のどちらも楽しめる小旅行にぴったり。
城南市(성남시)
話題の現代的カフェ街「盆唐(ブンダン)」や、「京畿道博物館」「中央公園」でゆったりとした時間が過ごせます。IT企業が集まる知的な街で、落ち着いた都市観光を楽しめます。
釜山(부산)
KTXでソウルから約2時間半。「海雲台ビーチ」や「チャガルチ市場」など、夏にぴったりの海辺の都市。夜のビーチ散歩やローカルグルメも満喫できます。
韓国旅行を快適に楽しむための準備チェックリスト
旅行を安全かつ快適に楽しむには、準備と現地での対応が鍵です。
最後に出発前と現地滞在中のチェックリストとしてまとめておきます。
・外務省や在韓日本大使館の安全情報を確認する
デモ・抗議活動・災害情報などは事前に把握することで、リスク回避につながります。「たびレジ」に登録しておくと、現地の緊急情報も受け取れます。
・朝の時間帯に移動や観光を集中させる
日中は猛暑と人混みで体力を消耗しやすいため、観光や買い物は午前中に済ませましょう。夕方以降は屋内施設や宿泊地でゆっくり過ごすのが理想的です。
・猛暑・熱中症対策を徹底する
帽子、日傘、携帯扇風機、冷却シート、塩分タブレット、経口補水液などを持参し、こまめに水分・塩分を補給してください。肌の露出を避ける服装もおすすめです。
・気象アプリで台風やスコール、大気汚染情報を確認
Naver天気やKakao Weatherなど、現地対応のアプリでリアルタイムの天候を把握しましょう。突発的な雨やPM2.5の警報が出ることもあります。
・T-moneyカードや交通アプリで効率的に移動
地下鉄やバスの利用にはICカード(T-money)が便利。KakaoMetroやNaver Mapを使えば、混雑を避けたルート検索や時刻表の確認もスムーズです。
・緊急連絡先をスマホと紙で控えておく
日本大使館や旅行保険会社、現地の日本語対応病院の連絡先は、スマホのメモだけでなく紙にも控えておくと、万が一の際に役立ちます。
・混雑エリアの訪問は時間帯やルートを工夫する
明洞や光化門、弘大など人気エリアは混雑必至。早朝や平日夕方を狙う、裏通りを使う、観光を分散するなどして、快適に行動しましょう。