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みなさん、韓国の屋台メシといえば・・・定番のトッポッキ、キンパ、おでんなどは日本でもよく目にするメニューが多くあるのをご存知ですか?
今回は、韓国に来たら絶対に食べておきたい、人気の屋台グルメ10選を紹介します。
注文の仕方や食べるときの注意点なども一緒に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
絶対に食べてほしい人気の屋台メシ10選

多くの観光客が訪れる屋台スポットには、しょっぱい系から甘い系、ガッツリ系からサッパリ系までバラエティ豊かなグルメが立ち並んでいます。
さっそく、韓国で人気の屋台グルメを見ていきましょう。
トッポッキ(떡볶이)

トッポッキは米粉で作られた餅(떡:トック)を甘辛いヤンニョムたれで煮込んだ韓国定番のメニューです。
ここで注意したいのは、日本で売られているトッポッキに比べて韓国のトッポッキは数段辛いことです!
もちろんお店によって辛さは様々ですが、韓国グルメは基本的に日本よりも辛いものが多いので、苦手な方は甘い飲み物や水を持っておくと安心です。
トッポッキは、次に紹介するオデンと一緒に販売されていることが多いですが、トッポッキで辛くなった口の中をオデンのスープでリセットするのが韓国流の食べ方です。
ソトックもおすすめ
トッポッキの屋台には、トックとウインナーを交互に串に刺してタレを絡めた「ソトック」もあります。これは韓国ではおやつとしても人気の屋台グルメです。
値段は1人前で約1000~3000ウォンです。1人前でもかなり量が多いことがあるので数人でシェアするのもトッポッキの醍醐味です。
オデン(오뎅)

オデンは、魚介のすり身で作られた生地(어묵:オムク)を蛇腹状に串に刺し、だしの利いたスープで煮込んだものです。
日本の「おでん」に似ていますが、具材はオムクのみで、主に屋台で食べることが多いです。
特に寒い冬に食べるのがおすすめで、さっぱりとだしの利いたスープが体に沁みわたります。
値段も1本500ウォン前後で手軽に食べることができ、味もさっぱりしているので、こってりした他の屋台料理の口直しとして食べるのもいいですね。
キンパ(김밥)

キンパとは韓国のり巻きのことで、肉や野菜などの具材をお米とのりで巻き、食べやすい大きさにカットされています。日本でもコンビニなどで販売されており、知名度の高いメニューです。
キンパはのりで巻かれているものが有名ですが、具材、のり、お米の順番で巻かれた「ヌードキンパ」も韓国では人気です。
麻薬キンパ
近年では「麻薬キンパ」も知名度を上げています。ここでの「麻薬」とは、美味しくて中毒性が高く、いくらでも食べられてしまうという意味です。
ニンジン、たくあん、ほうれん草の3種類のみの具材を使用し、小さいのりで細く巻いて作られます。一緒についてくるからしソースをつけて食べましょう。
麻薬キンパは主に広蔵市場(クァンジャンシジャン)で食べることができます。
値段は1人前で約2500~3000ウォンです。
タッカンジョン(닭강정)

タッカンジョンは揚げたチキン/に甘辛いヤンニョムたれを絡め、砕いたナッツやきな粉を振りかけたメニューです。
ヤンニョムチキンと似ており明確な違いは無いようですが、タッカンジョンのほうがやや衣が厚く、比較的甘い味付けで、冷ましてから食べることも多いのが特徴です。
ヤンニョム味以外にも、チーズマスタード味やホワイトクリーム味など、レパートリーがあるお店もあります。
相場は1人前で4000ウォン前後です。
チャプチェ(잡채)

韓国の家庭料理として定番のチャプチェですが、屋台でも手軽に食べることができます。春雨を野菜やお肉と一緒に炒めて甘辛く味付けした料理です。
日本でよく食べられるチャプチェとは大きく異なり、春雨が太く、もっちりとした触感を楽しむことができます。
値段は1人前で約5000ウォン前後です。
ボリュームたっぷりで盛り付けられることが多いので、ほかのメニューと一緒に頼みすぎないように注意しましょう!
タッパル(닭발)

タッパルは鶏の足首から下をぶつ切りにして、激辛のタレで炒めた料理です。プリプリした身と軟骨のコリコリした食感がクセになる、現地の韓国人にも人気のおつまみです。
ややグロテスクな見た目なので初見では驚くかもしれませんが、ごはんのお供やお酒のおつまみとして合わせるととても美味しいです。
値段は1人前で約6000ウォン〜10000ウォン程度です。
ちなみに、日本ではあまり馴染みのない鶏の足や豚の皮、豚の尻尾など、韓国では食材を余すことなく料理に使用します。
どれも一度食べたらリピートしたくなるものばかりです。韓国に行くなら食べたことのないメニューにもぜひ挑戦してみてください!
ホットク(호떡)

ホットクは、黒砂糖やシナモン、ナッツ類などを小麦粉ともち粉を混ぜた生地で包んでひらたく焼いたものです。焼きたてアツアツの状態で食べる冬のおやつとして親しまれています。
外はカリカリ、中はもっちり、甘じょっぱい味わいが特徴です。
片手で食べられるので、小腹がすいた時にぴったりのメニューですね。
値段は1個約1000〜3000ウォンです。
クァベギ(꽈배기)

クァベギとはツイスト状のドーナツのことで、揚げパンのようなモチモチの食感で懐かしい味わいのおやつです。
現在韓国でとても人気があり、お昼時は長蛇の列に並んで買わなければならないようです。
クァベギは美味しいだけでなく、作る工程も見応えがあります。
プルプルの生地を形成しながら大量に揚げていく調理風景は、待っている間ずっと見ていても飽きません。
紙コップに入れて渡されるので、出来立てを食べることができます。一緒にチーズボールやコロッケなども販売しているところもあるので、食べ歩きのお供にぴったりです。
値段は1個約1000ウォンです。
ケランパン(계란빵)

ケランは「卵」、パンはそのまま「パン」のことを意味します。
ほんのり甘いパンと塩気のある卵の相性は抜群です。
パンは鈴カステラのような味わいですが蒸してあるのでふわふわの食感で、丸ごと乗ったプルプルの卵と一緒に頬張れば、小腹も心も満たしてくれます。
日本でもブームになってから販売しているお店もありますが、韓国では比較的どこでも買うことができます。
値段は1個約1000〜3000ウォンです。
タンフル(탕후루)

タンフルは果物を串に刺し飴で薄くコーティングした、若者に人気のスイーツです。
日本のリンゴ飴に似ており、ブドウやイチゴやミカンなどが多く使用され、特にシャインマスカットが1番人気と言われています。
季節ごとのフルーツを使用するのでいつ訪れても美味しいタンフルを食べることができます。
甘いものが好きな方、おしゃれで綺麗な写真を撮りたい方におすすめです。
値段は1本3000〜5000ウォンです。
屋台メシはどこで食べられる?

屋台メシは主に以下に挙げるような屋台通りで食べることができます。
どこも観光の名所として知られているので、観光の後にお腹が空いたら立ち寄る人も多いです。
明洞市場、南大門市場は特に観光客が多いので、人が多かったり相場が他に比べて高めの設定になっていることが多いようです。
そのかわりアクセスが良く日本語も通じる確率も高いので、初めて行く方にはおすすめです。
- 広蔵市場(クァンジャンシジャン)
- 南大門市場(ナムデムンシジャン)
- 明洞市場(ミョンドンシジャン)
- 望遠市場(マンウォンシジャン)
- 通仁市場(トンインシジャン)
屋台の種類と買い方
屋台グルメはどのようにして注文したら良いのでしょうか。
そもそも屋台には2種類の形式があり、日本の屋台とは文化がやや異なる場合もあるので、それぞれ詳しく説明していきます。
ノジョム(노점)

ノジョムは露店タイプの屋台のことです。
日本のお祭りで良く目にする、立って注文するタイプの屋台がノジョムです。
ノジョムではオデンやトッポッキ、キンパ、ケランパンなどの片手で食べることができる手軽なメニューが多いです。
基本的には現物が並んでいるので、指差しで「これをください」と注文することができます。
現地の韓国人はオデンを何も言わずにセルフサービスで取って、食べ終わったら声をかけて会計をするパターンも多いです。
心配な場合は一声かけてからとりましょう。
ポチャンマチャ(포장마차)

ポチャンマチャは屋外に簡易テーブルやイスが置いてあり、軽食とお酒を楽しむことができる屋台のことです。
簡単に言うと、飲み屋のような雰囲気です。略して「韓国ポチャ」とも呼ばれます。
トッポッキやキンパに加え、炒め物やラーメンなどを座ってゆっくりたべることができます。
メニュー表が置いてあることが多く、値段の表記や日本語訳がある事も多いので注文も容易です。
また、韓国でありがちなポイントですが、ここでも大盛りで提供されることが多いので、食べきれない場合は持ち帰り用に包んでもらいましょう。
食べるときの注意点

いい匂いにつられてついついたくさん食べてしまう屋台グルメですが、食べるときの注意点がいくつかあるので説明していきます。
基本的に現金払い
屋台での支払いは基本的に現金払いのみであることが多いです。
韓国はキャッシュレス決済の文化が日本よりも進んでおり、ほとんどの買い物をクレジットカードやID決済で済ませることができますが、屋台ではクレジットカードが使えません。
あらかじめ現金を用意していきましょう。
夏は衛生上、品数が少ないことがある
屋台は屋外に設置されているので外気温に大きく左右されます。そのため、暑い夏には衛生上の観点から、出されにくいメニューなどがあります。
そのかわり、かき氷やジュース、冷麺などを楽しみましょう!
また、季節に関わらず露店である以上衛生面で万全とは言えないところも多く存在します。どうしても気になる方はウエットティッシュを持ち歩くなどの対策をとりましょう。
ぼったくりに注意
屋台は観光客が多いため、相場よりも高い値段で提供されるところも多いです。さらに、言語が通じないとわかると値段を上乗せしてぼったくられることも珍しくありません。
できるだけメニューに値段が明記されている屋台を選ぶと安心です。
また、メニューが日本語で書かれているところも多いので、会計時に金額が間違っていないかセルフチェックもできるとよいですね。
まとめ

今回は、韓国に行ったら食べておきたい人気の屋台グルメを紹介しました。
観光客の多いスポットではメニューが日本語で書かれている場合が多いので、韓国語がわからなくても心配ありません。
また、韓国には今回紹介したメニュー以外にもおいしい屋台グルメがたくさんあります。
その日の気分で食べ歩きを満喫してください!