広告 韓国料理

韓国料理は身体にいい?メリットデメリットをまとめて解説!

こんにちは!オトコの韓国旅行をサポート!韓国情報メディア「オトコリア」です。

韓国旅行に役立つお役立ち情報や現地で話題のグルメなどをご紹介しています。

ビビンバ、クッパ、サムギョプサルなど、韓国料理は美味しいものが多く、日本人にも人気です。最近は本格的な韓国料理が食べられるお店が日本国内でも多く出店されていますね。

実は韓国料理は美味しいだけではなく、身体にもいいというメリットがあります。

今回は韓国料理を食べるメリットとデメリットを、健康面から解説します。

韓国料理の特徴

韓国料理には様々な種類の料理がありますが、全体的にどんな特徴があるのでしょうか。

韓国の食文化から、韓国料理の特徴を見てみましょう。

薬食同源の考え方

韓国では「薬食同源」の考え方が根付いており、食べるものは薬になる、食べるものが自らの健康を左右するという考え方に基づいて作られる料理が多いです。

そのため、韓国料理は薬膳を使った料理が多いのが特徴です。例えば鶏を丸ごと使用した参鶏湯では、高麗人参やクコの実をはじめとした数種類の薬膳が使われています。

韓国料理に辛い食べ物が多いのも、薬食同源の考え方に基づいているのです。

サム文化

韓国では高麗時代から、「サム文化」が根付いています。「サム」とは韓国語で「包む」を意味する言葉です。

昔からおかずやご飯を葉物野菜で包んで食べるという食べ方をしており、その文化は今も受け継がれています。

サムギョプサルやポッサムが、肉をサンチュに巻いて食べるという食べ方なのはこのサム文化に基づいています。

副菜が多い

韓国料理屋で料理を注文すると、おかずとして漬物や和え物など、数種類のおかずが出てきます。

日本でも一汁三菜と言われるバランスがいい食事が特徴ですが、韓国でも同じかそれ以上の品数で、彩りあるバランスの取れた食事が魅力です。

韓国では1回の食事に出てくる副菜の数が多いのが特徴で、これは家庭料理でも同じです。家庭の冷蔵庫には長期保存ができる常備菜が常にあるのが一般的です。

もちろんキムチも常備菜の1つとして定番です。日本ではキムチというと白菜キムチをイメージしますが、韓国では旬に合わせて様々な野菜でキムチを作っています。

発酵食品が多い

韓国はキムチをはじめ、発酵食品が豊富なことも特徴の一つです。韓国でよく使われる調味料、コチュジャンも実は発酵調味料なんです。

また、韓国の伝統的なお酒、マッコリもお米を乳酸発酵して作っています。

韓国料理を食べるメリット

韓国は日本、スイスに次ぐ長寿国で、長生きの秘訣に食事が関わっているとも言われています。では、韓国料理を食べると身体にどんないいことがあるのでしょうか。

健康面から見た、韓国料理を食べるメリットを見ていきましょう。

野菜をたくさん摂ることができる

韓国料理はビビンバやキンパなど、野菜が多く使われる料理がたくさんあります。それに加えて、副菜として野菜を使ったおかずも数種類添えられるため、多くの野菜を食べることができるのです。

実は韓国人の野菜摂取量は1日600gで日本人の約2倍。世界的に見てもトップクラスの摂取量を誇っています。

野菜をたくさん摂ると、ビタミン摂取による風邪予防、肌の調子を良くする効果や、食物繊維をたくさん摂ることで便通の改善など様々な効果が期待できます。

また、野菜の摂取量が少なくなると赤血球の体積が大きくなり、疲れやすくなるため、野菜を摂ることは毎日を元気に過ごすためにも必要です。

薬膳で身体の悩みを改善

韓国料理の特徴として、薬膳を多く使っているという点があります。薬膳は滋養強壮などの効果が期待でき、体調の改善にぴったりです。

例えばサムゲタンに入っている高麗人参は、ジンセノサイドという物質が豊富に入っており、免疫のシステムを活性化して自然治癒力を高めてくれます。

ビビンバなどに入っている松の実は、タンパク質や食物繊維、不飽和脂肪酸が豊富で、韓方薬として風邪の症状に使用されることもあります。

ちょっと最近風邪気味かも…という方は、薬膳たっぷりの韓国料理を食べて身体の中から元気にするのがおすすめです。

発酵食品で腸内環境を改善

キムチやマッコリなど、韓国には発酵食品が豊富です。

発酵食品は身体にいいと日本でも注目を集めていますが、身体に良い理由は腸内環境を改善してくれるからです。

発酵食品を作る微生物は善玉菌と呼ばれ、腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、バランスを整える役割を果たします。

腸内の環境が整うと、便通の改善だけでなく様々な効果があります。善玉菌は体内の免疫細胞を活性化してくれる働きも持っているため、発酵食品を積極的に食べると免疫力の向上にもつながるのです。

腸内環境を整えたい方は韓国の発酵食品を上手に活用すると良いでしょう。

辛い食べ物で代謝アップ

韓国料理といえば辛いもの!キムチチゲなど、唐辛子を使った辛い料理が特徴的ですよね。

韓国料理に入っている唐辛子は、カプサイシンという成分を豊富に含んでいます。

カプサイシンには交感神経を刺激して、代謝をアップさせるという効果があります。代謝が上がると脂肪の燃焼が促進されるため、ダイエット効果が期待できます。

また、体温を上げて発汗を促すという効果もあります。汗を流すことで老廃物を汗と一緒に流してくれるため、むくみの改善などに効果的です。

特にダイエットをしている人は韓国料理がおすすめです。

韓国料理を食べるデメリット

韓国料理を食べることで、様々な健康効果が期待できますが、逆に食べることのデメリットも存在します。

もちろん適切な量を食べていれば問題はないですが、食べ過ぎると身体に悪影響を及ぼすこともあるため、食べる量には十分に注意しましょう。

具体的に、韓国料理を食べるとどんなデメリットがあるのかを紹介します。

塩分の摂取量が多くなる

韓国料理は日本料理と同じく、塩分量が多い料理がたくさんあります。

例えばキムチは、保存性を高めるために塩分の量が多くなっています。キムチ1食分の塩分量は約1.2gです。日本人の塩分摂取目標量は男性で4.5gのため、副菜1食だけでこの塩分量はかなり高いことがわかります。

また、最近は韓国でチーズハットグやチーズキンパなど、チーズが入ったグルメが話題になりやすいですが、チーズも塩分量が高い食品のため注意が必要です。

塩分は摂りすぎると高血圧になりやすく、酷くなると高血圧から狭心症、心筋梗塞といった合併症になりやすくなってしまいます。

韓国料理の中でもサムゲタンやタッカンマリといった優しい味の料理は塩分量が少ないため、味の濃い料理ばかり食べるのではなく、このような料理も食べて調整していきましょう。

辛いものは食べすぎると良くない

韓国料理の定番、辛い食べ物は適切に食べると代謝アップなど身体にいい効果をもたらしますが、食べすぎると逆に腹痛などの影響をもたらしてしまいます。

辛いものを食べるとお腹が痛くなる仕組み

辛いものを食べすぎると腹痛になる原因は、唐辛子などに含まれるカプサイシンが胃腸に刺激を与えるからです。

実は「辛い」という感覚は味ではなく、痛みと同じような感覚として身体に伝わっています。カプサイシンは口の中や内臓にあるセンサーを刺激し、胃腸では炎症として捉えられるのです。

このことによって胃腸の動きが活発化し、腹痛や下痢などの症状が現れることがあります。

辛いものを食べる時の注意点

辛いものを食べることによる刺激は、身体にストレスがかかっていたり、疲れている時に影響を受けやすくなっています。

そのため、心と体が元気ではない時は辛いものを食べるのは控えておきましょう。

生のお肉は食中毒の危険性がある

韓国ではユッケやレバ刺しなど、生のお肉を使った料理も有名です。

しかし、生のお肉は食中毒の危険性が高い食品のため、注意が必要です。

生の肉が危険な理由

生のお肉が危険な理由は、腸管出血性大腸菌が潜んでいるリスクがあるからです。腸管出血性大腸菌は牛肉や豚肉の腸管内に存在しますが、75℃で1分間加熱すれば死亡するため、焼いたり茹でたりしたお肉では食中毒の心配はありません。

しかし、生肉のまま提供する場合は、加熱していても中心の温度上昇が不十分である可能性があるため、食中毒のリスクが高いです。

腸管出血性大腸菌に感染すると、下痢や腹痛などの消化器症状、ひどい場合は重症の合併症が起こる可能性があります。

生肉を食べる時の注意点

生肉の取り扱いには韓国でも厳しい衛生基準があり、基準をクリアしたお店で提供しています。しかし、体調不良などで免疫が落ちていると、少しの菌でも感染してしまう場合もあるため、衛生面がしっかりしているお店でも絶対にかからないとはいえません。

ユッケやレバ刺しなどを食べたい場合は、衛生面がしっかりしているお店を選ぶ、体調がすぐれない時は食べないといった対策を取りましょう。

韓国料理を食べて健康になろう

ここまで韓国料理を食べる健康面でのメリットやデメリットを紹介しました。

韓国料理には、日本と違う特徴やメリットがたくさんあります。そのメリットを理解して自分の体調に合った料理を選ぶことで、美味しく食べながら健康に近づくことができます。

特に季節の変わり目や冬の寒い時期など、体調が崩れやすい時には韓国料理を活用して毎日元気に過ごしましょう。

-韓国料理